コラム COLUMN
人工の歯の種類について
皆さん、こんにちは。
阪急西向日駅の西出口から徒歩1分、土曜も診療を行う羽田歯科医院です。
審美治療で使う人口の歯には色々な種類があり、それぞれ硬さや白さ、価格などが違います。
審美治療でご希望の歯に仕上げられるように、代表的な人工の歯の素材について紹介いたします。
審美治療で使う人工歯とは
保険診療であればレジン(歯科用プラスチック)製の人工歯を使いますが、自費診療の場合はセラミックやジルコニアなど、高価ですが丈夫で自然な白さの歯を使うことができます。
自費診療の場合は、「真っ白にしたい」「強度にこだわりたい」などのご希望や、どの歯に使うかなどを考えて、適切な素材をご提案いたします。
人工の歯の材料について
代表的な人工歯の材料は次のものです。
●オールセラミック
セラミック(陶)だけで作られた歯科素材です。
ツヤと透明感のある、美しく自然な白さで、時間が経っても変質しません。
表面がツルツルで歯垢がつきにくいのも特徴の1つです。
もっとも費用はかかりますが、審美性と機能性がもっとも高い素材です。
●ハイブリッドセラミック
セラミックとレジンを混ぜ合わせて作った素材です。
オールセラミックよりも美しさは劣りますが、治療費を抑えることができます。
なお、レジンが含まれているため時間が経つと変色していきます。
●ジルコニアセラミック
人工ダイヤモンドとしても有名なジルコニア製です。
オールセラミックよりも劣りますが、透明感があり自然な白さがあります。
硬度が高いため奥歯に使うことも可能です。
●e-max
セラミックの一種であるガラスセラミック製です。
透明感に優れているため、前歯などに使われることが多いです。
オールセラミックよりも耐久性が高く、天然の歯と同じくらいの強度でかみ合わせても互いにすり減る心配がほぼありません。
●メタルボンド
内側には金属、外側にはセラミックを使った被せ物です。
金属のフレームにセラミックを焼きつけて作ります。
金属の丈夫さとセラミックの美しさをあわせ持っています。
ただし金属アレルギーをお持ちの方には不向きです。
ご希望に合わせて提案いたします
人口の歯にも様々な種類があり、特徴があります。
そのため、患者さんお一人お一人のご要望やお口の状態などを考えながら、どの人工歯にするか考える必要があります。
人工歯を入れる際には、まずはご希望の治療費や白さ、機能などをお聞かせください。
また、金属アレルギーがあるかどうかもお知らせ願います。
当院ではどこの歯に使うか、まわりの歯の色はどうかなども考え、ご希望にできるだけ沿った適切なセラミックをご提案いたします。